2012年 06月 14日
![]() 久しぶりに、石膏で型取りをしました。 ホームセンターで買った石膏の等級が低いからか、 使ったことのないメーカーのものだったからか、 石膏を使うのが久々だったからか、 使い勝手がいまひとつ… それとも腕前が落ちたかな? 片付けや石膏の後始末が面倒だけど、たまにやると楽しいなあ~。 ちなみに「ギプス」はドイツ語で石膏のことです。 ▲
by knkngi
| 2012-06-14 00:38
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2007年 01月 24日
地金を買いに行った翌日から実制作に入る。 ただでさえ貧乏性の私。 いかに無駄を出さないか、あれやこれやとじっくり考えて地金取り。 並びにビビリでもある私は、完璧な地金取りをしたにもかかわらず予備部分を多くとりすぎて後に結局無駄(といってもまた別の仕事で使える)にしてしまうのですが。 シャーで荒く切り出して、ハサミで調整して地金取り完了! 次は焼きなましなのですが… ![]() スルメをあぶるかのように地金をあぶる。 薄い地金だったためか、予想していたよりも早くなまっていく。 下手にバーナー使うよりもいいんじゃないか?この方法。 ただ一つ問題は真鍮板をなます時。 普段はバーナーの炎の色でなまったかどうかを見ているのですが、コンロだと炎の様子がよく見えない。 銅の場合は炎が見えなくても地金の色の変化でわかるけど、真鍮の場合はそれほど色も変わらないし、ボンヤリと見ている内に真っ赤っかになっちゃったりして。 でも、虹色にキラキラしてキレイだなー。 ▲
by knkngi
| 2007-01-24 23:14
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2006年 10月 27日
11月下旬のグループ展のDMを作るため、出品者6人でムサビに集結した。 翌日から芸術祭が始まる大学構内には準備中の屋台が並び、作業着姿の学生達が動き回っている。 明日から始められるの!?って言うくらいできあがってない店もあり。 空気が、懐かしい。 そんなお祭り気分とは別世界、まるで普段通りの某研究室を借りて、DM制作を始める。 女6人であーでもない・こーでもないと話し合いながら作業をする。 「女3人寄ればかしましい」の倍の人数なので、もちろん話題が脱線したり、お茶を飲んだり、のんびりと進む。 思い返してみれば、ずーっと誰かが何かしら喋っていたなあ。 ハサミでコラージュのために写真を切っているときだけシーンとしていたのがおかしかった。 みんなで力を合わせて作ったDMは今週末にはできあがり、来週末には皆さんのお手元に届く!…といいナ。 ▲
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| 2006-10-27 23:46
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2006年 10月 03日
![]() 焼きなまし(加熱して柔らかくする) ↓ 酸洗い(なましたときについた酸化膜を希硫酸に数分間浸けて取る) ↓ 加工(硬くなる) を何度も繰り返します。 ずっと加工し続けることは出来ないので、作業の効率上、複数を平行して制作することが多いのです。 ![]() 一つの板に3つを同時プレイ。 これでは結局酸洗いの時間を待たなくてはいけない。 普段なら切り離して3つをローテーションさせるのですが、地金取りがギリギリだったのでそれもできず。 リサイクルできる素材ではありますが、貧乏性なのでいつもギリギリ地金取り。 「爪に火をともす」などと申しますが、切ったり削ったりするときに掴むのもギリギリの大きさだったりして、爪が切れたり削れたりしまくっております(ヘタだからという説もあり)。 爪なんてまたすぐ伸びてくるんだからいいんだもん! ▲
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| 2006-10-03 03:50
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2006年 09月 21日
![]() 締め切りもだいぶ先で、大相撲中継を見ながらの作業はちっともはかどらない。 でも大相撲終わらないで!って言ってもあと3日で終わっちゃうけど。 しかーし!明日は両国国技館にてナマ大相撲観戦! なので今日は少しでも仕事を進めないとね。 さてさて打ち出しの仕事は板材をヤニ台に貼り付けて固定し、タガネという道具を使ってたたいて形を作っていきます。 一通り叩き終えて板をはずすとヤニ台に作品そっくりのコピーが残ります。 いつもは次の作業のためにすぐにとかしてしまうけど、今日は記念撮影。 アァッ!顔がッ!心霊写真か!?人面石か!? ▲
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| 2006-09-21 22:37
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2006年 07月 26日
![]() 銅を黒くするには、硫黄が主体の入浴剤を使う。 その名も「六一〇ハップ(むとうはっぷ)」。 まさに「いい湯だな♪」っていう感じのお湯に、薄めて使う。 今日の作品はなかなか大物(長いところで60センチくらい)なので、姪っ子が使っていた乳児用の風呂桶にお湯をはる。 作品表面の酸化膜や油分をとるために、工業用の粉石けん(どピンク色)をブラシ(緑色)につけてひたすらゴシゴシ。ゴシゴシ。さすがにこの大きさだと辛い。 そしてお湯に六一〇ハップ(透明な朱色)をキャップに数杯溶かす。 するとお湯は透明な黄色に。 濃くすればするほど、お湯を温かくすればするほど色がつくスピードは早くなる。 しかし薬液の中でこすって定着させるので、表面積が大きいと着色のスピードについていけなくなってムラができてしまう。 だから今日は薄め、ぬるめで。 よっしゃ!と気合いを入れて、作品を湯船にドボン。 するとお湯は乳黄色に。 銅の作品はサーモンピンクから一気に茶色へ。 そして黒色に向かってどんどん変色していく。 何度見てもこの瞬間は楽しい。 薬液の中でもゴシゴシこすって適当な色がついたところで引き上げ、きれいな水で洗い流す。 完成!といいたいところだったけど、ムラがあったのでまたピンク色の粉石けんへ戻ってやり直し。うまくいくまでくりかえし。 1時間程度で終わらせるはずが、気がつけば3時間以上経っていた。 湯船の中はいつのまにか灰色になっていた。 私の爪は黄色くなっていた。 腰が痛くなった。足も痺れた。ふやけた。 でも作品が目指した色になった。 ▲
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| 2006-07-26 04:04
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2006年 07月 07日
![]() 今度は「キッチン展」。 以前は「使えること」を重視して作品作りをしてきたが、「本当に使える」ものって本当に難しいなあ。 こんな感じのものをつくってしまった。 少なくとも家のキッチン(どう見ても「台所」だ!)には似合わないな。 ま、いっか。 ▲
by knkngi
| 2006-07-07 03:03
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2006年 06月 10日
最近めっきり制作日記がありませんが、制作していないわけではないのです。念のため。 今は人から頼まれた仕事をしていまして、勝手に画像をアップするわけにもいかないのであまり触れていませんでしたが、それはもうここ2週間ばかりは毎日それで手一杯なのであります。忙しいのはイイコトダ! さてさて、昨日もそんなこんなで仕事をしておりました。 ちょっと地金を加熱しようと、彫金用バーナーに火をつけ……つかない。つかないよ? ホースを踏んでいるのかと確認しても特に問題はない。 ま・さ・か。 そう、そのまさか、ガス欠です。 家はプロパンガスなんですが、仕事用のガスは家庭用とは別の場所にひっそりと置かれているので、ガス屋さんもチェックしてくれないのです。 しかも、彫金作業程度ではそんなに減るモノでもないので、前回充填してもらってからすでに4年近く経っている。 だからってだからって…NOーーーーーン!! 幸い、もう一つ大きいバーナーを導入してあったので、とりあえずそれでしのぐことが出来た。弱い火を使う仕事が一段落していたのも幸いだった。 …もしかして、意外といいタイミングだったのかも。 今日の昼には新しいボンベと交換してもらえたので(早くて良かったー)、何事もなかったかのように制作できたけど、一時はどうなるかと思った! 火って本当に大事だわー。 ▲
by knkngi
| 2006-06-10 02:19
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2006年 04月 25日
![]() 前回もそうだけど、一枚の写真が一工程です。 この場合一工程というのは、 焼きなまし(加熱して地金をやわらかくする)てから 一通りフチまで叩き終わるまでで、 それが終わったらまた焼きなまします。 ここから変形絞り(左右対称じゃない形)開始。 この形は変形っていうほど変形してないけど、 ちょっと中心軸のずれた雪だるまって感じかな? 左の3工程は、変形させつつ、 地金の足りない部分を延ばしていたので あまり極端な変化はないけど、 一気に形を変えようと思えば右の3工程みたいにできます。 これが完成するとどうなるかは、 5月の展示のおたのしみということで…。 ▲
by knkngi
| 2006-04-25 02:55
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2006年 04月 20日
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アバウト
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http://www.knkngi.com/ ブログをサボってtwitterでもつぶやき中! Facebookページ「永井佳奈子 金工・立体造形作家」もよろしくお願い致します。 (個人アカウントの方では、面識の無い方からの無言の申請はスルーしております) カテゴリ
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