2007年 04月 19日
江戸時代の動物
動物絵画の100年展】 府中市美術館
街でポスターを見かけたときから「こりゃ行かねば!」と思っていた展示を見に行く。
地元だと思うとついつい先延ばしになり、会期末になってしまった。
せっかくの地元美術館なのに、実は行くのは2度目。
絵画展示中心の美術館なようなので、なかなか興味の湧く企画展がなかったのだ。
平日の午後なので空いているだろうと予想していたけど、チビッコ連れの団体と見事にかち合ってしまい、終始にぎやかな環境の中での鑑賞になってしまった。
小さい頃から美術に触れるのはすごくいいことだと思うんだけど…お父さんお母さんがた、ちゃんと一緒に鑑賞してあげて下さいね。チビッコのにぎやかさにつられてか、大人たちも饒舌になっていたのがちょっと、ね。

展示自体はとても楽しいものだった。
私達が今動物園などで見るのと同じ動物を見て描いているはずなのに、なんでこんなにおもしろいタッチになっちゃうの?!
ゾウとかキリンとか、すごい事になってるんですけど!
きっと今みたいに簡単には色々な動物を見る事ができなかった時代に、巨大な生き物に遭ってしまった衝撃や感動を感じる。
単純に描いてある紙も大きいし。
写実にこだわって描かれたというトラの絵なんて、執念をも感じる大迫力があった。

b0075027_125116.jpgそしてこの子犬!私が落書きしたんじゃないですよ。
仙崖義梵(せんがいぎぼん・本当は“崖”の山を取った字が正しい)というお坊さんが描いた犬。「きゃふんきゃふん」って鳴いている。この人が描く動物はとてもコミカルで愛らしかった。
あといいなと思ったのは長澤蘆雪(ながさわろせつ)。この人の絵も、シャープなんだけど丸い。
二人とも肩の力を抜いて観られる感じ。もしかしたら描いている本人はものすごく気合いを入れていたのかもしれないけど。
葛飾北斎なんかは、この二人に比べるとちょっとクドい感じがした。
作品数はそれほど多いわけではないけど(会期途中で展示替えしたらしい)、満足できる展示だった。
やっぱり図録も買っておけばよかったかなあ?在庫稀少だって。明日ダメモトで買いに行ってみようかな?
[PR]

by knkngi | 2007-04-19 23:22 | みにいく


<< 鳥肌が立ってた!      ちょっとショック! >>