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2006年 09月 06日
一寸先も闇
去年その存在を知り、今年は毎日ラジオで宣伝を聞かされていた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」行って来た。

ダイアログ・イン・ザ・ダークは、日常生活のさまざまな環境を織り込んだまっくらな空間を、聴覚、触覚、嗅覚、味覚など、視覚以外の感覚を使って体験する、ワークショップ形式の「暗闇のエンターテイメント」です。
(以上、オフィシャルサイトより引用)

全く知らないもの同士8人(今回は二人連れが二組いましたが)プラス案内役の方で暗闇の中で色々な体験をする。
内容を言葉にしてしまえば「なーんだ」というくらい何でもないことです。
実際に体験することに意義があるイベントです。
ネタバレしてしまうと面白さが半減してしまうので多くは語りません。
が、詳細を知ったからといって、実際に体験してみると想像を超えること間違いなし。
私は少々予備知識があったものの、かなり刺激的な体験になりました。

前評判で悪い評価を聞いたことがありませんでしたが、確かにこれはすごい。
最後は感極まって涙が出そうになったり。
普段いかに視覚に頼って行動しているのかがよくわかりました。

もう一つ面白かったのは、暗闇にいる間はあんなにも饒舌で優しくて連帯感いっぱいだった人達(私も含む)が、明るい空間(現実世界)に出たとたん無口な他人に戻ったこと!
たまたまこのメンバーがそうだったのかもしれませんが、日本人らしいというか何というか。

残念ながら今年は既に予約がいっぱいだそうですが、おそらく来年も開催されるだろうし常設展示も目指しているそうなので、機会があったら是非一人で体験することをお薦めします。絶対一人で行った方がいいです。

by knkngi | 2006-09-06 03:07 | みにいく


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