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2011年 01月 15日
紙の魚
遅ればせながら、非常勤講師の方も仕事が始まりました。
まだ松の内とはいえ、1月も半ば。
今更…という感じもあるけど、授業の最初に新年の挨拶もしました。
挨拶はちゃんとしてくれる子が多い学校ではありますが、いつもと違う「おめでとうございます」という生徒からの返答がなんだかうれしかったのであります。

今年もよろしく、なんて言ったけど、3年生は1月いっぱいで授業が終わってしまうので、あと1~2回授業をしたらもうその後一生会わない子もいるかも?
一期一会ですね~。


さて先日、部屋の玄関マットに1cm程の小さな白っぽいものがくっついていました。
最初は埃かゴミかと思っていたのですが、近づいて見るとそれは虫。
しかも初めて見る形。

ワラジムシ(ダンゴムシを平べったくしたような虫)のように薄くて鎧っぽい節があるけど、尻尾の方が細い。
ゴミムシ?とも思ったけど、体の外側にピンと出ている脚が6本。
てことは昆虫なので、ダンゴ・ワラジ・ゴミムシ・ゲジゲジの線はない。

さらによく見ると、上半身と下半身で節の大きさも違う。
触覚があるし、尻尾?もある。
まるで三葉虫みたい。エビにも似てるし。
なんだ、このナゾ虫は!?

マットにへばりついて死んでいるんだと思って、そばに落ちていた紙切れで剥がそうとしたら…動いた!生きてる!

ニョロニョロと蛇行しながら、なかなかのスピードで移動し、またピタリと動かなくなった。
あまりの衝撃的な動きに、部屋で一人なのに普通の大きさの声で「生きてるのかよ!」と三村風につっこんでしまったほど。
なんなんだ、このナゾ虫は!!

とりあえず愛機リコーCX1の機能を活かして接写。
かなり接近してるけど、動かずにモデルを務めてくれました。
記録に成功したので、マットごと外に持っていってお引取り願いました。

さてその後、このナゾ虫の正体を突き止めるべくインターネッティングするものの、取っ掛かりがつかめない。
昆虫の写真を多く載せているサイトで見たところヨコバイとウンカに形が近い気がする。
羽化する前のヨコバイかな?確かにヨコバイならよく見かけるし。
ネッティングで見つけたヨコバイの幼虫は、だいぶ近い形だけど色味が違うし、目の大きさが違うよな…。
さあ、<<コレ(虫注意!!)>>がなんだかわかりますか?

結局手がかりがないので、その日はそこまでで終了。
そして冒頭のバイト先で、教室に昆虫図鑑が常備されていることを思い出したのです!
ページをめくっていると、ヨコバイの幼虫の写真も出てきましたがやっぱり違和感。
さらにページをすすめると…あのナゾ虫の姿が!!
ナゾ虫の正体は、


      シミ


だったのです!なんじゃそれ!
漢字で書くと「紙魚」でシミ。
紙を食べるし、魚のような動きなのでこの字が当てられているそうです。
字面で見るとロマンチック~。
私が見つけたやつは、触覚としっぽが折れてなくなってたんですね。

私の愛読書、諸星大二郎の「栞と紙魚子シリーズ」の紙魚って、こんな虫だったのね。
もっと小さな虫なんだと思ってた。
ちなみにシリーズの紙魚子は素敵さんです。おススメのマンガ。

とても原始的な虫で、羽根も生えないし変態もしないんだって。
いや~、正体がわかってスッキリ。
とはいえ、部屋においてあるたくさんの本の安否が気になり始めているのでした。

見る人によっては嫌悪感バリバリだと思うのでここに直接貼るのはやめましたが、「紙魚」で検索すれば完全体の画像もでてきます。
しみ、で一発変換できましたよ~。

by knkngi | 2011-01-15 20:54 | いきもの


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