2009年 05月 04日
今シーズンの戦いが始まった。 いつもの通りノビルをちぎってきて、ニラムシの群生地に行く。 それまでマンホールのように待ち伏せしていたニラムシたちが、足音で一斉に穴の奧へ引っ込んで行く。 一斉に小さい黒い穴が現れるとちょっとゾクッとする。 (小さい物がいっぱいあったりするとちょっと怖かったりしませんか?) ![]() もそもそとニラムシたちがはい上がってくる。 ノビルを鼻先(?)へ差し出す。 しばらく待つと、食いついてきたので、そっと引っ張る。 しかし何度繰り返しても、途中で離れてしまうのだ。 そこで今シーズンは、インターネットで情報収集することにした。 「ハンミョウ 釣り」などのワードで検索すると、いくつかのサイトに引っかかった。 ハンミョウについて詳しく解説されていたり、幼虫を釣った思い出、改めて釣ってみたというブログなどを真ッ剣に読む。 三十路の女がです。 ノビルなどを穴に入れておいて、グイグイ押し上げて地表近くまで来たところを引っ張り上げるというやり方も、鼻先で細かく動かし、ジャンピングキャッチしに来たところを引っ張り上げるというやり方も上手くいかず。 草を使うよりも、黒い糸に結び目を作ったものの方が釣りやすいという情報を見つけたので、早速特製の釣り竿を作ってチャレンジした。 確かにノビルを使ったときよりもガッチリ食いついているようだけど、何度やってもダメ。 同じように輪ゴムを切ったものも使ってみたけどこれもダメ。 いい歳した大人が膝をつき、顔を地ベタにすり寄せて手首も地面に固定し、指先の繊細な動きで釣り上げようとしても、やっぱり途中で離れてしまう。 昔のチビッコに釣れたものが、仮にも金属工芸でそこそこ細かいものを作っているオトナにナゼ釣れないか!? 昔の子供はそんなに器用だったのか!? 根本的になにかやり方が間違っているのか!? 誰かがやって見せてくれたらなあ…お父さんは老眼でそんな細かいもの見えないし…。 !!そうか、動画だ! インターネットというのはすごいもので、検索したらニラムシを釣っている動画も見つけることができた。 その動画を見て、素早く引っ張り上げなくてはいけないということがわかった。 それまで私は魚釣りのように、バレないようにジワジワ引っ張るものだとばかり思っていたのだ。 そしてとうとうブレイクスルーする日がやってきたのだった。 << またまたつづく >>
by knkngi
| 2009-05-04 02:20
| いきもの
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