カテゴリ:いきもの( 33 )

2013年 11月 29日
THE BIRD
バイト先最寄り駅の近く。
夕方になるとヒッチコックばりに数えきれないほどたくさんのムクドリ(多分)が、街路樹と電線を占拠していた。
鳴き声がチュンチュンヂュンヂュンものすごいので、ぼーっと歩いていても気付くほど。
それはもうちょっと怖いくらい。
アスファルトは、電線の流れに沿って糞で真っ白。

少し前にその木の枝が大幅に伐採され、やって来る鳥たちの数は随分減ってしまった。
しかし今日も、鳥たちが電線に集まっていた。

…なぜか、唐揚げと焼き鳥の店の真上にだけ!!
呪い?!

とってもシュールな光景でした。


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by knkngi | 2013-11-29 23:04 | いきもの
2011年 01月 15日
紙の魚
遅ればせながら、非常勤講師の方も仕事が始まりました。
まだ松の内とはいえ、1月も半ば。
今更…という感じもあるけど、授業の最初に新年の挨拶もしました。
挨拶はちゃんとしてくれる子が多い学校ではありますが、いつもと違う「おめでとうございます」という生徒からの返答がなんだかうれしかったのであります。

今年もよろしく、なんて言ったけど、3年生は1月いっぱいで授業が終わってしまうので、あと1~2回授業をしたらもうその後一生会わない子もいるかも?
一期一会ですね~。


さて先日、部屋の玄関マットに1cm程の小さな白っぽいものがくっついていました。
最初は埃かゴミかと思っていたのですが、近づいて見るとそれは虫。
しかも初めて見る形。

ワラジムシ(ダンゴムシを平べったくしたような虫)のように薄くて鎧っぽい節があるけど、尻尾の方が細い。
ゴミムシ?とも思ったけど、体の外側にピンと出ている脚が6本。
てことは昆虫なので、ダンゴ・ワラジ・ゴミムシ・ゲジゲジの線はない。

さらによく見ると、上半身と下半身で節の大きさも違う。
触覚があるし、尻尾?もある。
まるで三葉虫みたい。エビにも似てるし。
なんだ、このナゾ虫は!?

マットにへばりついて死んでいるんだと思って、そばに落ちていた紙切れで剥がそうとしたら…動いた!生きてる!

ニョロニョロと蛇行しながら、なかなかのスピードで移動し、またピタリと動かなくなった。
あまりの衝撃的な動きに、部屋で一人なのに普通の大きさの声で「生きてるのかよ!」と三村風につっこんでしまったほど。
なんなんだ、このナゾ虫は!!

とりあえず愛機リコーCX1の機能を活かして接写。
かなり接近してるけど、動かずにモデルを務めてくれました。
記録に成功したので、マットごと外に持っていってお引取り願いました。

さてその後、このナゾ虫の正体を突き止めるべくインターネッティングするものの、取っ掛かりがつかめない。
昆虫の写真を多く載せているサイトで見たところヨコバイとウンカに形が近い気がする。
羽化する前のヨコバイかな?確かにヨコバイならよく見かけるし。
ネッティングで見つけたヨコバイの幼虫は、だいぶ近い形だけど色味が違うし、目の大きさが違うよな…。
さあ、<<コレ(虫注意!!)>>がなんだかわかりますか?

結局手がかりがないので、その日はそこまでで終了。
そして冒頭のバイト先で、教室に昆虫図鑑が常備されていることを思い出したのです!
ページをめくっていると、ヨコバイの幼虫の写真も出てきましたがやっぱり違和感。
さらにページをすすめると…あのナゾ虫の姿が!!
ナゾ虫の正体は、


      シミ


だったのです!なんじゃそれ!
漢字で書くと「紙魚」でシミ。
紙を食べるし、魚のような動きなのでこの字が当てられているそうです。
字面で見るとロマンチック~。
私が見つけたやつは、触覚としっぽが折れてなくなってたんですね。

私の愛読書、諸星大二郎の「栞と紙魚子シリーズ」の紙魚って、こんな虫だったのね。
もっと小さな虫なんだと思ってた。
ちなみにシリーズの紙魚子は素敵さんです。おススメのマンガ。

とても原始的な虫で、羽根も生えないし変態もしないんだって。
いや~、正体がわかってスッキリ。
とはいえ、部屋においてあるたくさんの本の安否が気になり始めているのでした。

見る人によっては嫌悪感バリバリだと思うのでここに直接貼るのはやめましたが、「紙魚」で検索すれば完全体の画像もでてきます。
しみ、で一発変換できましたよ~。
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by knkngi | 2011-01-15 20:54 | いきもの
2009年 07月 29日
ホイホイ
玄関に中くらいサイズのゴキブリがよくでるので、ゴキブリホイホイを設置していました。
誰の仕業か、それが日曜日あたりから庭に出ていました。
屋根はオープンして、ビローンと平べったい状態に。

玄関にあった当時はホイホイとしての成果はあまりあがっていなかったようで、中くらいサイズのGが一匹と、小学校のプール掃除の時に必ず出現していたゲジ(足がいっぱいですばしこいヤツ)、それから外周には庭に出てからひっかかったであろうダンゴムシなどがくっついていました。
オープン状態で通り道に置きっぱなしになっているのは正直あまり気分の良い物ではありませんでしたが、Gが関わるものにはできるだけ触れたくないので、両親が片付けるのを静かに待っていました。

ところが今日。
なにやら大きな黒いものが捕らわれている。
それは、例年より沢山生息していると思われる、トカゲちゃんでした。
細〜くて長いシッポがべったりと張り付いている。
アゴも四肢もみごとにくっついている。
同体は浮いているらしく、私が近づくと必死に逃げようとしてのたうっていた。
同じ一つの命ではあるけど、血の通った生き物だとかわいそうに思える。
でもそのすぐ近くにGも張り付いているので、やはり手を出すことができない。

しばらくして父が庭にいる時にトカゲのことを伝えてみた。
父は気付いていなかったらしく「あ〜あ〜、何やってんだ」と言いながら救出を始めた。

b0075027_3453819.jpg最初は浮いているお腹の下に車の鍵をつっこんで剥がそうとしたが、粘着力が強力すぎて剥がれない。
「イテテイテテテテ」と言わんばかりに、トカゲは口をぱくぱくしていた。
声を出せる生き物だったとしたら、相当な悲鳴をあげているに違いない。
皮膚ごとベリッとイッちゃいそうな気がして、私は見ていられなかった。

「アセトンとか、溶剤を流したら剥がれるかなあ?」
「そんなことしたら、それで死んじゃうだろ」

今度はホイホイ自体を細かくちぎっていく方法に変えて救出は続く。
粘着力はかろうじて皮膚ごとイッちゃうほどの強さはないらしく、少しずつ剥がすことに成功していた。
でもやっぱり、針みたいに細い指がちぎれたりするんじゃないかと怖くて、私は離れたところでホイホイが視界に入らないように見守っていた。

「あっ!切れた!」
「いやあーー!」
「…シッポが。」
なんだ。シッポか。
もともと自切するだろうとは思っていたのでそれは想定内。
でも、結構根元の方からイッちゃってた。あ〜あ、もったいない。
トカゲなどはシッポを自切してもまた生えてくるけど、骨は元には戻らないのだ。

その後数分格闘した結果、シッポ以外の場所は無傷でホイホイを剥がすことに成功!
やったぜ父ちゃん!
でもベタベタは体に残っているので、無事に生き抜いていけるかどうか…。

その後、手を洗うこともなく回転寿司を食べに行きましたとサ。
さすがだぜ父ちゃん!!


ちなみに屋根を閉じられたホイホイは、未だに庭に放置されているのでした。
捨ててェー!!
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by knkngi | 2009-07-29 03:48 | いきもの
2009年 06月 22日
横切ったものは
夕食後、門を閉めるためか庭に出ていた母が戻ってきた。

b0075027_0262986.jpg母「タヌキの親子が歩いてた!」
 「花が生えてる方から畑通って隣の家の方に行っちゃった。」
 「タヌキ。ハクビシンじゃなくてタヌキよ。鼻のところ白くなかったもん」

とのご報告。
うちの猫くらいの大きさで、シッポが太かったそうな。

父「うちってそんなにイナカだったのかよ〜。それじゃ(家庭菜園の作物を)やられるわけだ」
と言って懐中電灯を持ち、夜の虫取り作業へと出て行った。
去年から何者かに畑を荒らされていたので、ハクビシンじゃないかと推理していたが、どうやら外れたようだ。

タヌキなんかいるんだ〜!
見てみたい!

写真はもちろんハクビシン
ではなくて、お世話になっている先生宅のモルト君。
デカくてフワフワでかわいい〜☆
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by knkngi | 2009-06-22 00:28 | いきもの
2009年 06月 16日
愛される理由
さ〜て、そろそろ仕事すっか。

作業着に着替える。
作業用ズボンは夏や汚れる仕事でもなければ数日に一回洗うことにしている。
夕べ脱ぎ捨てたズボンをはいた。

右のおヒップに冷たい感触があった。
履いたばかりだからヒンヤリしてるんだろう。
数歩歩くと同じところがチクッとした。
最近湿疹ができていたので、また新たにできちゃったかな?
かくと酷くなるので、ズボンをつまんで皮膚から離す。
少々肌寒かったので、上に羽織るものを探すため、しゃがみはせずに体をくの字に曲げて、目当てのカーディガンを掴み、起きあがった。

パタン、と足元で音がした。
実は音だけではなく、ズボンの右足の中を何かが落ちていく感覚もあった。

右足の近くには、仰向けになったアイツがいた。
そう、世の中のほとんどの人に嫌われているであろう昆虫、ゴキブリである。
成虫よりは一回り小さく、おそらくまだ羽が生えてはいない3センチくらいの茶色い物体。

「ヒィっ!」
人間、本当に驚いた時には悲鳴なんてあげられないものである。
息を飲むのが精一杯。

何故、数十秒前のあの時、もっと疑わなかったのか?
右側だけ冷たく感じるなんておかしいではないか?
湿疹のチクチクとは違う刺激ではなかったか?

実は一瞬疑っていた。
あの感触を私は知っていた。
冷たくて、チクチク。

素足で踏んだ時の冷たさ。(2センチくらいのヤツ)
寝ている時に耳に乗られた時のチクチク感。(オトナのヤツ)
暗い洗面所で手を拭こうとしてタオルを掴んだ時に一緒に掴んだ時のチクチク感。(オトナのヤツ)

そっくりだった。
でも認めたくはなかったのだ。
確認するのが怖かったのだ。

声にならない悲鳴を聞いた母が、足だけピクピクと動く程度に瀕死のそれをティッシュで包んで捨てた。
断っておくが、私のケツ圧で瀕死になったのではない。はずだ。
なぜならば、昨日まで3夜連続でそのくらいのサイズのヤツが出現しており、3回とも殺虫剤をかけたものの、どこかへ逃げていったからだ。
きっとそのうちのどれかに違いない。

しばし呆然と立ちつくす私。
母「…とりあえず着替えたら?」
私「……うん…。」

前述の経験以外にも足に乗られたり、首元に乗られたり、数々の接触経験をしてきた。
何故?なんで家族の中でも私だけ!?
どうせなら独身男性に好かれたい。
って、前にも書いたような気がするな〜。
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by knkngi | 2009-06-16 03:16 | いきもの
2009年 05月 04日
庭で釣りを その2
今シーズンの戦いが始まった。
いつもの通りノビルをちぎってきて、ニラムシの群生地に行く。
それまでマンホールのように待ち伏せしていたニラムシたちが、足音で一斉に穴の奧へ引っ込んで行く。
一斉に小さい黒い穴が現れるとちょっとゾクッとする。
(小さい物がいっぱいあったりするとちょっと怖かったりしませんか?)

b0075027_2194167.jpgなかでも巣穴が密集しているところにねらいを定め、静かに待つ。
もそもそとニラムシたちがはい上がってくる。
ノビルを鼻先(?)へ差し出す。
しばらく待つと、食いついてきたので、そっと引っ張る。
しかし何度繰り返しても、途中で離れてしまうのだ。

そこで今シーズンは、インターネットで情報収集することにした。
「ハンミョウ 釣り」などのワードで検索すると、いくつかのサイトに引っかかった。
ハンミョウについて詳しく解説されていたり、幼虫を釣った思い出、改めて釣ってみたというブログなどを真ッ剣に読む。
三十路の女がです。

ノビルなどを穴に入れておいて、グイグイ押し上げて地表近くまで来たところを引っ張り上げるというやり方も、鼻先で細かく動かし、ジャンピングキャッチしに来たところを引っ張り上げるというやり方も上手くいかず。

草を使うよりも、黒い糸に結び目を作ったものの方が釣りやすいという情報を見つけたので、早速特製の釣り竿を作ってチャレンジした。
確かにノビルを使ったときよりもガッチリ食いついているようだけど、何度やってもダメ。
同じように輪ゴムを切ったものも使ってみたけどこれもダメ。
いい歳した大人が膝をつき、顔を地ベタにすり寄せて手首も地面に固定し、指先の繊細な動きで釣り上げようとしても、やっぱり途中で離れてしまう。

昔のチビッコに釣れたものが、仮にも金属工芸でそこそこ細かいものを作っているオトナにナゼ釣れないか!?
昔の子供はそんなに器用だったのか!?
根本的になにかやり方が間違っているのか!?
誰かがやって見せてくれたらなあ…お父さんは老眼でそんな細かいもの見えないし…。
!!そうか、動画だ!

インターネットというのはすごいもので、検索したらニラムシを釣っている動画も見つけることができた。
その動画を見て、素早く引っ張り上げなくてはいけないということがわかった。
それまで私は魚釣りのように、バレないようにジワジワ引っ張るものだとばかり思っていたのだ。

そしてとうとうブレイクスルーする日がやってきたのだった。

<< またまたつづく >>
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by knkngi | 2009-05-04 02:20 | いきもの
2009年 05月 01日
庭で釣りを その1
とは言っても、もちろん我が家の庭には海も川も池もございません。
何を釣るのかと言えばそれは…虫!

毎年、今くらいの時期。
外にいるとポカポカして気持ちよく、それでいてまだ蚊もいない。
花も咲き乱れて、庭の色彩もカラフルでキレイ。
ついついボケ〜っとしてしまうのです。

b0075027_21161439.jpg初めてそれに気付いたのはいったいいつ頃だっただろうか?
玄関のそばの固い土のところに、直径2〜3ミリ程度の無数の穴が開いている。
アリの巣ならば穴の周りに独特のツブツブした土の山ができているし、頻繁にアリが出入りしているのですぐわかるけど、この穴は本当にただポッカリと空いているのです。
しばらく見ていると、穴の奧から何かがはい上がってきて、地表ピッタリのところにフタをするようにして止まる。
マンホールのフタのように、穴のサイズピッタリ。
まん丸で、半分が白くて半分が黒い。ちょうど天気図の記号の「雷」みたいな感じ。

そばに落ちている松の葉っぱでつつくと、奧に引っ込んでしまう。
おばあちゃんだったかお父さんだったかが、それは「ニラムシ」だと教えてくれた。
ニラムシというのは通称で、ハンミョウという虫の幼虫であるらしい。
アリ地獄の平面版とでも言いましょうか、エサが通りかかるのをひたすら待ち伏せしているのだそうです。
ニラの葉っぱで釣ることができるので、通称ニラムシ。
成虫はとても美しい緑色らしいけど、我が家の庭にいるのはそんなにキレイになる種類ではないらしく、成虫の姿を未だに知りません。

庭に生えている「ノビル」という、ニラをさらに細くしたような雑草(食用にもなる) で釣ることができるとも教えてもらった。
それを聞いてから、ニラムシ釣りのチャレンジが始まった。

ノビルを穴につっこむと、しばらくしてパチンと食いついた手応えがある。
耳をすましていると、本当に音もする。
そこで引っ張り出そうとすると、はずれてしまう。

くやしいので、かたっぱしから松葉を穴につっこんでやる。
時間が経つと、松葉が穴からジワジワ伸びてきて、パタンと倒れて抜ける。

穴に入るサイズの小石を投入する。
時間が経つと、ニラムシがもぞもぞと上ってきて、怒ったように小石を放り投げる。
結構飛ぶんですこれが。

何度も繰り返すけどまったく釣れないので飽きてしまう。
そんなことを毎シーズンに数日ずつチャレンジしていた。
そろそろ10年は経ったのではないだろうか?

そして今年もシーズンがやってきた。
なんだか、いい加減に今年こそは釣り上げてやりたい。
アイツに勝ちたい!!
そんな野望を胸に、今年も穴に挑むのであった。

<<つづく>>
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by knkngi | 2009-05-01 21:18 | いきもの
2009年 02月 25日
ナンデスカコレハ?
お昼にパソコンを立ち上げて、ヤフーのニューストピックスに目を通す。
その中に「透明な頭を持つ深海魚」というものが!
もともと私は深海生物(特に深海魚)が好きで、深海魚の本や写真集やDVDは持ってるし、深海生物の展示を見るために片道3時間かけて千葉まで行く人間です。
しかも今、仕事の片手間に(こっちが本気かも?)チョウチンアンコウのレリーフを作っていたりします。

即クリックして画像を見る。
何じゃコリャーーー!!!

b0075027_1463871.jpg


記事によると、頭の部分だけが透明で、まるで戦闘機のコックピットのような状態。
頭にだけスポットライトが当たっていて、体が影になっているように見えるけどそうではないらしい。
正面にポッコリ出ている目のような部分が鼻の役割で、透明な中にある、上を向いた黄緑色っぽい二つの半球が目なんだって!!
その名も「デメニギス」。
なんとYouTubeで動いているところも見られちゃいます。

つい先日公開されたけど、撮影されたのは2004年だそうな。
なぜそんなに長い間あたためる!?もっと早く見せてよ!!
世に公開されていないだけで、新種の深海生物は何百と捕獲されているので、もっと珍奇な生物がいるんだろうなあ。

奇妙だと思うのは人間の勝手な都合で、色々な理由があってこんな形になっているのはわかるけど…それでもやっぱりすごいと思わずにはいられない。

宇宙は無限に近いくらい遠くまで広がっている。
深海は一番深いところでも10Km程度。
でも、宇宙と同じく未開発・未開拓なんだよね。
宇宙旅行は色々と訓練しなきゃならないし、酔いそうだし、珍生物には出会えないだろうし、やっぱり私は深海に行ってみたい。
緒方拳も行けたんだし、海底旅行ツアーを一般人にも!!
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by knkngi | 2009-02-25 02:07 | いきもの
2008年 09月 24日
あの物語
【前回までのあらすじ】
我が家の周辺で暮らす、モノトーンの猫たち。
私が忙しかったせいもあり、会わない日々が続いていた。
そんなある日(9/3)、天井裏で子猫が生まれていることが発覚。
そしてその日の深夜、久しぶりに「黒い奥さん」に遭遇したのであった…。


b0075027_20563666.jpg久しぶりに会った奥さんは、ジョウロに首をつっこんだまま水を飲んでいた。
「奥さん、奥さん!」と声をかけてもなかなか気付かなかったので、背中に触れるとビクゥッ!!として飛び退いた。

最後に会ったときももちろん痩せてはいたが、それ以上に痩せこけていた。
まさに骨皮筋右衛門。
右耳の付け根は蚊に刺されて掻きむしったのか、直径2センチほど毛が抜けて赤いキズになっていた。

こんなにガリガリじゃ、治るキズも治らないよ。っていうか死ぬよ!!
エサやり禁止令などかる〜く無視して、小梅(飼い猫)のエサ箱からエサを与えた。
すると、ものすごい勢いでガツガツ食べていく。


b0075027_2184624.jpg食べ終わると、まだ物欲しそうにこちらを見つめている。
「にゃ〜ん」という猫なで声まで出して!!
かつてはエサを食べながらも怒っていたあの奥さんが、である。

あまりに出会ったタイミングが合っていた(天井裏の子猫が発覚した日だった)ので、最初はもしかしたらこの奥さんが天井の子を産んだのかと思っていた。
しかしこの柔らかい態度。
暗くてオッパイは見えないので、授乳中かどうかはわからない。
まあどちらにせよ、奥さんには元気でいて欲しい。

そう、数多くの子猫もいたけれど、現在我が家の周辺に住んでいる猫の中で私が一番愛しているのは、この黒い奥さんだったことに気付いていたんです…。
ちんまり座ってこちらを見つめ続ける奥さんの愛らしさに無条件降伏。
おかわりをどうぞ。


b0075027_21175978.jpgそんなに一気に食べたら逆に死ぬんじゃ!?というくらい食べ、ふたたびジョウロに首をつっこんで水を飲むのでした。

ぺたんこだったお腹はパンパンにふくれ、それでもしばらくはまた玄関前に座ってこちらを見ていました。
いや、それ以上食べたら吐くんじゃ?

もうその辺にしときましょうよ。
また来て下さいね。
再び水をグイグイ飲んでいる奥さんに別れを告げたのでした。


その後も数回奥さんに遭遇。
私が外出先から帰ってくると、玄関の前に奥さんが座っていた。
「奥さん、奥さん」と声をかけてもちっとも振り向かず、家の中を見つめ続けていた。
かなり接近しても全く気付かず、わざと大きい足音をたてたらビクゥッ!!として飛び上がっていた。
その日は母(私の)が「これあげれば?」と言って小梅のエサを持ってきた。
母も猫好きなので、見殺しにはできないのだ。


b0075027_21252817.jpgまた別の日には、家の裏の塀の上を歩いている奥さんを呼び止めたら寄ってきた。

日中の明るいところで見る奥さんは、悲痛なまでに痩せていた。
この写真で伝わるでしょうか、この痩せ具合。
首の細さ。ウエストの細さ。肩胛骨と腰骨の尖り方。
ああ、太らせたい…。

夢中でエサをほおばっている間、耳の後ろのキズに蚊が止まっていた。
追い払ってやりたいけど触ったら怒られそうだし、仕方なくフッと息を吹きかけたら、非常にビックリして飛び退いていた。
ああ、また当分キズは治らないんだろうな…。

これだけエサをあげていても、まだ体に触らせてくれない。
寄らば退き、退けば寄る。絶妙な距離感。
毎日来ればエサがもらえるかもしれないのに、それはしない。
そこに野生の気高さを感じ、また一層愛が深まるのでした…。
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by knkngi | 2008-09-24 21:37 | いきもの
2008年 09月 04日
あの物語 続編、そして新章へ…
【PR】展示のお知らせ 9/13〜20「お三時展」

いろいろと書きたいことはありつつも、記事を書くのがめんどくさくなってきたりして随分時間が経ってしまった「浮気物語」。
このままフェイドアウト…かと思われたのですが、今日すごい事件が勃発!!したので続きを書こうと思います。

b0075027_348439.jpg新たに「白い奥さん」と「白いお子さん」が登場。
その後「黒い奥さん」と「黒い子供たち」も再び姿を見せるようになった。
黒い子供たちは4匹いたはずだけど、白い靴下をはいている長男(想像)と、真っ黒の子供が2匹しか見かけない。
一番弱々しかった真っ黒の猫は、もしかしたら天に召されてしまったのかもしれない…。

黒い奥さんと白い奥さんは仲が良いらしく、姉妹だったのかもしれない(右の写真)。
黒い一家と白い一家は上手く共存している模様。
さらには「黒い旦那さん」も登場!全身真っ黒。きっと両家の旦那様に違いない。
そして今まで見たことがない、黒い奥さんに似た模様の小柄な大人の猫も出てきた。
もう白黒白黒ワケワカリマセン!
b0075027_3495419.jpg

↑白い奥さんと黒い旦那さん↑

私が講師のバイトをしに行ってたり、雨続きだったりしたためか、最近はまた猫たちの姿を見かけなくなっていた。
まあでもみんなそこそこ大きくなっていたし、どこかでのんびり暮らしてることでしょう。

ところが昨日の夜。
お風呂に入っていたら、どうも子猫の鳴き声のような音が聞こえる。
もしかして、また新たに生まれたのか!?と思っていた。

そして今日の午後!
やっぱり子猫の鳴き声が聞こえる。どう考えても、今までの子猫たちの声ではない。
生まれたてホヤホヤの、ピーピーした鳴き声だ!
声のする方向に向かう。お風呂場の辺りだ。
勝手口から出て、風呂場の外側を探す。
…声が聞こえなくなった……まさか。

家の中に引き返すと、鳴き声が大きくなった。
カサコソと擦れる音。
天井裏から!!

マジデスカ!?
どうやら天井裏で子猫を産んだらしい。
ひょえ〜。参ったニャー。どこから入ったんでしょ?一体誰が!?
無事に育ってくれればいいけど、天井裏で死なれたりしたら…。
ず〜っと聞こえる鳴き声。飼い猫・小梅も落ち着かない。
この先どうなっちゃうんだろうか?

夜も更けて、自分の部屋に向かおうとして玄関を出た。
(一度外にでないと行けない場所にあるので)
そこで、衝撃的なものを目撃したのでした。

b0075027_411434.jpg

ジョウロに首をつっこんだ黒い猫。
…黒い奥さん!!
ガリッガリに痩せこけた黒い奥さんが一心不乱にジョウロの中の水を飲んでいたのでした。
<<またまたつづく>>
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by knkngi | 2008-09-04 04:14 | いきもの