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2014年 07月 31日
続・安積野ドライブ一人旅
だいぶ時間が経ってしまったけど、安曇野旅行の後半まとめ。

ギャラリーのオーナーにあれこれ安曇野のお勧めギャラリーや美術館を教えていただいたのだけれど、どこも私の心にグッとくる企画展がやっていない…ので、招待券を頂いた高橋節郎美術館へ。
長野オリンピックのメダルをデザインした、漆芸家だそうです。まったく知らなかったけど…。

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高橋節郎美術館で、展示物より生家のデカさより何よりも感動した多行松の木。すごい迫力があって、しばらく立ち尽くしてしまいました。今、これを書くまでタコウマツだと思っていましたが、正解はタギョウショウだそうです。ひとつ賢くなりました。

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遅い朝ご飯兼昼ご飯を食べに、大王わさび農場へ。果てしなく続くワサビ田!寒冷紗がかかる前に見たかった!

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蕎麦には飽き飽きしていたので、やっぱり米!わさび丼!細かく刻んだワサビの漬物やゴマが混ざったご飯の上に鰹節。そこに自らすりおろしたワサビを乗せて、醤油をかけて喰う!!美味しい要素しか入ってない!

ワサビ丼を堪能した後、農場内をブラブラ。そしてワサビソフトクリームも味わう。ここがこの旅の味覚的ピーク。
生ワサビや漬物などのお土産を買い込んで、思いの外長居してしまいました。
線路沿いの道を走り、松本へ。

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5:松本城&夏のような空もちろん天守閣まで登ってきました。お城のあとは松本市内のギャラリー巡りをしようと思っていましたが、暑さにやられてダウン。帰りの運転もあるので、無理をせず帰ることに。
お城のような観光地には絶対にあると思っていた記念メダルにもバッチリ刻印して、長野をあとにするのでした。

気ままな一人旅は楽しかったけど、車で行って堪能するには、体力的に2泊しないとだめだな。運転できる同行者がいれば一番いいけどね!
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by knkngi | 2014-07-31 01:51 | みにいく
2014年 06月 10日
安積野ドライブ一人旅
5月28水・29木に、安曇野へ、一人一泊ドライブ旅してきました。
清里やら箱根やらは行ったことがありましたが、ドライブ最長記録です。一人ドライブで宿泊するのも、そういえば初めてです。
カーナビ、ETCなし。長時間の運転も、高速道路も久しぶり。
運転自体はそうでもなかったけど、この2日は東京よりも暑かったようで、暑さ疲れが辛かった!

目的は展示をしていたギャラリー・シュタイネ訪問だったのですが、その写真はまだデジカメの中で整理できておらず…とりあえずiPad&iPodで撮った写真を記録。

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道中に立ち寄った諏訪湖SA。眺め最高、温泉もあり。諏訪湖&水田&青い空&白い雲!
暑さと運転疲れで早速温泉に入ってしまいたくなりましたが、ガマン。ソフトクリームもガマン。


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安曇野の山々&水田。もう少し早い時期だと、田植え前の水面にクッキリ山が映ってもっと奇麗らしい。でも充分に眺め最高、ドライブには最高の道。


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初日の昼の蕎麦。地元の人も行くような、ざる蕎麦一杯¥500くらいの店(今回はとろろ蕎麦を)。夜はざる蕎麦一杯¥1000くらいの店で蕎麦。両店舗とも、蕎麦の盛り多し。前日の昼もたまたま地元の行きつけの蕎麦屋で蕎麦だったので、当分必要ないくらいに蕎麦分を補給!お蕎麦は好きだけど、空気も一緒に食べるのでお腹が張って苦しかった~。


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蕎麦屋のすぐ隣の有明神社にご挨拶。とても立派な神社で、時間があったらもっとゆっくりしたかった。かっこいい木造の相撲場と舞台らしき建物あり。


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宿は前日にネットで予約。24時間入浴可の温泉宿。露天風呂もあり。渋めの宿ですが、全室Wi-Fi完備!計3回入浴。内2回は貸し切り状態でした。
Wi-Fiを活用して、二日目の予定を立てて就寝。温泉で暖まったせいか、途中汗だくで目が覚めた…。
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by knkngi | 2014-06-10 04:46 | みにいく
2014年 06月 07日
イメージの力!
先程、国立新美術館の「イメージの力」展に行ってきました。



会期はあと3日、最後の金曜延長開館日だったので、この雨にもかかわらず混み合ってました。
バイト先の高校でポスターを見かけてから、これは絶対にいい展示に違いないと思っていましたが、ドンピシャで素晴らしい展示でした。

ポスターなどに使われていた、写真の人形はカチーナくらいの大きさのものかと思っていたら、身の丈より大きい上に椅子だったとは!
しょっぱなから圧倒され、続いては世界各国のマスクが壁一面にズラリ。
衣装、装身具、トーテムポール、家具、日用品、宗教用具、果ては棺桶まで…
大きさ、種類、色、形、思いなどなどに圧倒されました。
日本のものも意外な造形だったりして、気に入ったものがどの国のものなのか考えながら見るのも楽しかったです。
あんまりにも良過ぎて、ニヤニヤしたり泣きそうになったりしました。

前に葉山まで見に行ったビーズの奴らにも再会しましたよ。
呪いの人形以外はどれも欲しくなるものばかり。
こんな疲れている日じゃなくて、会期前半の空いてる時期に行けば良かった!
今のところ、ここ最近のベスト展示です。
個展に向けてあれこれ考えていたことに一歩近づく何かを感じた展示でした。
気になっている人がいたら、行っておいた方が良いと思います!もうすぐ終わっちゃうけど!
図録もブ厚くてお得。重さで負傷しましたが…
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by knkngi | 2014-06-07 02:25 | みにいく
2014年 04月 17日
LEGOムービー
気になっていた「LEGO ムービー」を観てきた。
デンマークのLEGOLANDまで一人旅をしに行ったLEGO好きとしては行かねばなるまい!

フルCGアニメかと思っていたらそうでもなく、CGと実物の区別がつかないくらいリアル!
プラスチックのツルッとした質感はもちろんだけど、表面の微妙な凹凸やキズ、印刷の盛り上がり、人間の指紋がついてたり…
背景からなにからほとんどがレゴブロックでできていて、芸の細かいこと!
中でも「80年代の宇宙飛行士」というキャラクターは私も持っていて好きな造形のミニフィグ(レゴの人形)なのですが、30年モノらしくヘルメットは割れ、印刷はかすれ、歯形っぽいキズまである!
ストーリー自体は子ども向けなので若干退屈なところもあるけど、そういうビジュアルを観ているだけでも楽しかった。

しかし終盤には大どんでん返しが…!!

3Dは苦手なので、2D吹き替え版で観てきましたが、これは正解。
背景の隅々まで細かくてカラフルなブロックなので、3Dで観てたら耐えられなかったかも?
吹き替えの声優さんも豪華で良かった。アメリカ版の吹き替えも有名俳優がやっているのだけど、私はあまり詳しくないので日本語吹き替えでストレス少なくてこれも正解。

上映館数もかなり少ないし、子ども向けということで夜はやっていない。
アメリカでは大ヒットしていて続編も決まっているんだから、もうちょっと間口を広げてくれてもいいと思うんだなあ。
チビッコギャーギャーだったらしんどいな…と思っていたけど、チビッコ連れは3組くらいで、おとなしく観てた模様。いい子だ。

帰宅後、ネットでレゴムービーシリーズのレゴラインナップを見ていたら、欲しくなってきた…映画館の売店にもズラッと並べておくべきでしょ!商売下手だなあ。
下手と言えば、日本語版の予告編は実際とは声優さんが違うし、セリフも全然関係ないので見ないで行った方がいいかもしれません(これも帰宅後に知った)。

最後に…映画レディースデイ料金が1100円に値上がりしていたのがつらかった。
これは映画館によって違うみたいだけど。
この100円は大きな100円だ!!
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by knkngi | 2014-04-17 15:11 | みにいく
2013年 10月 17日
地獄でなぜ悪い
台風直撃の水曜日、目覚めるとすでに穏やかな天気になっていました(何時に目覚めたのかはナイショ)。
タイミングもよくスカッと目覚めたので、夜行く予定だったのを切り上げて映画館へ。
映画館で映画を観るのは、実に一年ぶり!

台風で休みなのか、元々振り替え休日なのか(姪の学校はそうだった)、まだ午前中だというのにチビッコ多数。
数年ぶりに来たTOHOシネマズ府中はチケット販売が自販機になっていてちょっと焦ったけど、周りに人がいない良い席をゲット。
プレミアムスクリーン(椅子が良くて広々している)だけど、レディースデイ料金1000円ナリ。
観た映画は…『地獄でなぜ悪い』。
ラジオでも絶賛されていたし、よくテーマ曲が流れていたり、展示が終わったら観る!と決めていました。

園子温監督作は初めてだったけど、とても面白かった!
テンポも良くて長過ぎず、出演者が一人一人面白い。
園監督の体験が元になっているそうだけど、すごい人生を歩んでいるなあ。
覚悟はしていたけど、かなりの血みどろ、文字通り血の海でした。
痛々しい描写は苦手だけど、本当にキツいシーンはあまりなかったので問題無し!
源くん、あんな無茶するから病気になっちゃうんだよ(笑)
星野源のテーマ曲流れるエンドロールも含めて良かった。

もの作りに携わる身としては、どんどんテンションが上がって行ってキマって行く感じ、出来上がった時のカタルシスも共感できて、最後はちょっと涙が出そうになりました。
もう一回観てみたいと思える映画でした。

終了20分後から松本人志監督作「R100」が始まるから観てみようかとも思ったけど、もう一本観ちゃうと余韻が薄れると思ったのでやめておいた。

それから、劇中に出て来た歯みがきのCMソングが頭から離れません。
本当にタイアップ商品が売ってるんだって!
ガガガ歯みがき、欲しい!!
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by knkngi | 2013-10-17 19:30 | みにいく
2013年 10月 16日
まつげの見える距離
10月14日(月祝)、NOKKOのライブに行ってきました。

NOKKOの生歌を聞くのは2回目。
前回は震災後に聖飢魔Ⅱが主催した国技館でのチャリティライブ。
4組共演だったので曲数は少なかったけど、聖飢魔ⅡとNOKKOの共演という夢のような瞬間にたちあうことができました。
2年後の今回はソロライブ。

会場はビルボードライブ東京。
この特殊な会場のシステムを全く知らないまま、チケットぴあからのメールでライブの存在を知り、随分チケットが高い(9000円近く)と思いつつもあわててチケットを購入。
その後ちゃんと調べて行くと、
え、レストランなの?食べ物も飲み物もいちいち高いんですけど?
え、電話予約もしないといけないの?
え、もっと安い席もあったの?と、色々後悔したものです。
でも随分近くで観られそうなので、こうなったら超近くで観ちゃる!!

…と意気込んでいたのに、時間の読みを誤って到着がぎりぎりかも!?
そしてまさかの道を間違える!!という失態を重ね、開場時間を10分近く過ぎての到着…。
しかしお一人様行動が功を奏し、中央ではないもののなんと前から2列目という良席をゲット!!!!
ステージに触れるよ!?この距離で観られるの?聞けるの?しかもゆったり座って!?

開演時間になり、バンドの方々が登場。
列の最後尾に、NOKKOが。
ワンピースの白黒の千鳥格子の模様も、まつげの一本一本も見える距離で、NOKKOが歌っていた。

レベッカの曲、ソロになってからの曲、最近作られた曲。
かつてとは違う歌い方になったけど、相変わらず独特の動きで踊りながら、すごく楽しそうに歌ってるNOKKOを観てジ〜ンと涙がにじんで来たけど、少しでも見逃してはもったいないので我慢した。
何歳なんだっけ?すごくかわいい。
ステージを歩き回って、私が座っていた下手側にもしょっちゅう来て歌ってくれた。
立ち上がって手を伸ばしたら触れちゃう距離で。

約1時間半のライブはあっという間に終わってしまった。
2年前にも聴いたラズベリードリームがやっぱり一番グッときた。

11月8日に発売されるニューアルバムが特別先行発売していたので、当然購入。
ライブのノベルティのキャンドルももらって、あれこれ後悔したのがばかみたいに結果的には安いチケットだった。

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by knkngi | 2013-10-16 23:54 | みにいく
2011年 07月 21日
宮城県に行って津波の被害も見て来た。
宮城滞在の最終日。
ホテルをチェックアウトしてギャラリーへ。

近くのカフェで昼食を食べ、ギャラリーへ戻ると店長に「せっかく来たんだし、津波の被害があったところを見て来たらどうですか?」と勧められた。

正直に言って、津波の被害がどういうものなのか見てみたいと思っていた。
でも興味本位で見に行っていいものかとも思っていた。
実際に津波の被害に遭っている彼女からの言葉にのせてもらって、見に行くことにした。

ギャラリーからすぐのところに川があり、海から流れて来たと思われる砂が堆積して浅瀬が出来ていた。
そこでトンビらしき鳥がでっかい魚をついばんでいた。
そうか、波が来たんだから砂も運ばれてくるよねえ、などと考えながら、ぼんやり歩く。

ふと、足下がじゃりじゃりしていることに気づく。
舗装された歩道に、うっすらと砂が広がっている。
そうか、歩道にも砂が残ってるんだ。
と、いうことは…
足下に向けていた視線を少し横へ動かすと、街路樹が海と反対方向に傾いていた。
一本だけじゃなくて、同じような角度に何本も。
根元の土は波でさらわれたらしく根っこがあらわになって、傾いた状態で枯れている。
背の低い植え込みも枯れていて、何本かまとめてひもでくくられていた。

わあ、もうここって津波が来たところなんだ!?
周りを見渡すと、近くの建物の壁の、私の目線くらいの位置に津波の跡が茶色く残っていた。
まだギャラリーから5分と歩いていない場所。
本当にこんなに近くまで、こんな水位の波が来たんだ!

そこからは周りを気にしながら歩き始めた。
人が住んでいる家が多いようで、きれいに直されている建物が多い。
道路だったり、住居だったり、直接生活に関わるところはきれいになっているけど、さっきの街路樹みたいに急を要さないものはまだまだ片付かないんだな。

ズンズン歩いて行くと、被害の後がそのままのものが目につくようになった。
壁にでっかい穴があいた家。
根元からグンニョリ曲がったガードレールには鳥肌が立った。
そりゃあ家が根こそぎ流されるくらいだから、鉄パイプだって曲がるよね。

大通りに出たら、ベコベコにへこんだ歩道。地盤沈下したんだろうか?
車道の方は車がガンガン走っている。
一階部分が柱だけになっているお店。
その隣ではパチンコ屋が、向かいでは、レストランが営業を再開している。
まだ営業再開できてないユニクロ。店長は「何億円寄付したとか言ってるけど、そんなのより営業再開して欲しい」と言っていた。
スクラップ屋さんには鉄くずが山積み。
空き地には瓦礫の小山が点々と。
街路樹は立ち枯れているものが多いけど、雑草は元気に生えていて妙に緑色。
低い植木にはいろんなものが絡み付いている。
歩道橋を渡ってみた。この歩道橋で命拾いした人もいたんだろうか。
再び始まっている生活と、手つかずのままの爪痕とのギャップで、なんとも言えない気持ちになりました。

テレビでは、車や家や船がすんごいところに乗っかってるところや、更地に瓦礫の山など、見た目にインパクトがある映像ばかり流しているけど、そういうところには映らないけど片付けない訳にはいかない残骸がものすごく沢山あるということを知りました。
こういうことはきっと現地に行って見ないと思いつかないことでしょう。
東京にいると、あまりにも日常に戻り過ぎて地震のことを忘れてしまいそう。
長く長く応援して行かなくてはならないと思いました。

夕立も降りそうだし、歩いたらキリがなさそうなので適当なところで引き返す。
ギャラリーに戻ったところでちょうど夕立が。
ものすごい雨脚、すごい音だなあと外を見たら、降っていたのはなんと雹!
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ひょー!!
1センチ以上はあるんじゃないか!?夏でも降るんだね!

その後は天気もバチッと晴れて、私の作品をいくつも買ってくださっていた地元の方にも運良くお会いできました。
泊まりがけで行くような土地での初めての展示でしたが、今後はこういう機会が増えて行くといいな。

そうそう、最後に店長と二人で入った仙台駅ビルの寿司屋で食べた自家製の桃シャーベットが異常に美味しかったなー。
お土産で自分用に買った萩の月も!カスタード万歳!
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by knkngi | 2011-07-21 01:07 | みにいく
2011年 05月 24日
野望への一歩
今日はバイトの帰りに、ツイッターで教えていただいた展示を見に銀座へ。

【指輪―その饒舌なる小宇宙の物語 古代エジプトから現代まで】 ミキモトホール
かの有名なジュエリーブランド、ミキモトのビルの6階が会場。
展示でもなければまー足を踏み入れないであろう建物の自動ドアがひらくと、店員さんから上品な「いらっしゃいませ」の声をかけられる。
まー明らかにお客だとは思われないカジュアルな服装なので、会釈をしつつ、じっとりと汗をにじませてエレベーターで6階へ。
扉が開くと再び「いらっしゃいませ」でお出迎え。
こちらは「こんにちは」で応戦して、指輪を見始めた。

タイトルに謳われている通り、紀元前のエジプトの指輪から現代の指輪までが展示されている。
以前、庭園美術館でも似たような趣旨の展示が開催されていたけど、今回はその縮小版といった感じ。
でも無料だし、すいているし、一つ一つ見やすいし、とてもいい感じ。
ほとんどが橋本貫志という方の個人コレクションだったのですが、DMによれば「所蔵する約850点の内の約60点」だそうで。
いったいどれだけの財力を使って集めたんでしょう?
そして一体何者!?

4000年も前に、石や金属をこんなに加工できる技術があったということに驚愕しました。
一点一点にキャプションと解説が付いていて、号数に加えてグラム数が書いてあるのがリアルでした。
おもわず地金代を計算してしまうじゃない!

古代の、仕事の跡が残る指輪も良いけど、仕掛けあふれる細かい細工の指輪も素敵。
まさに小宇宙!
29(日)まで開催しているので、ジュエリーや、細かい細工物が好きな人は是非どうぞ!



4丁目から1丁目まで歩いて、久しぶりに奥野ビルへ。


【剱持耕平 陶ミニアチュール展】 Ecru+HM
たまたま新聞の展示情報欄で知った個展。
以前、今はなき祐天寺の日向堂さんの企画展「ぼたんかもね」でご一緒した、ムサビの後輩のケンモツ君の作品は、小さくて芸が細かい上にパーツが動いたりするという優れもの。
ボタン展のときは、中でパーツが動く小さい箱型のボタンを出品していました。
欲しい!と思っていたけど、出品者が先に買っちゃうのもなんだよな~と思っているうちにやっぱり売れてしまいました。
ご本人が首から提げていた小さなカメラのペンダントもかわいくて、きっと良いものを作る人に違いないと確信。
だから今回はいいのがあったら買っちゃおうという意気込みで階段を昇ったのであります。

こちらの予想を裏切らない、かわいくて細かい作品がズラリ。
かわいいだけじゃなくて、やっぱり「動く」っていうのは心をくすぐります。
平日でしたが剱持君も在廊していたので色々お話もできました。
展示期間は8日間で、私が言ったのは3日目だったのですが、大半の作品には販売済みの丸いシールが張られていました。
遅かったか!

それでも欲しいと思えるものはいっぱいあったけれど、財布とも相談した結果、黒い「セダン」という車のミニアチュールを買いました。
もちろんタイヤが動きます。
そして左ハンドル!外車!ワーイ!

こちらの展示は28(土)まで。やはり小さいものが好きな人にお勧めです。
近くにあるので、二つの展示のハシゴをお勧めします。

いやはや今日は細かいものをいっぱい見たなあ~!


最近決めたことですが、以前見た映画「ハーブ&ドロシー」夫妻のように、手の届く価格で場所を取らない作品を積極的に買い集めようと思います。
橋本貫志氏にはかなわないけど、将来「永井佳奈子コレクション展」が開かれる(あくまでも自発的なんじゃなくて誰かに請われてやる)のが野望です。
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by knkngi | 2011-05-24 00:01 | みにいく
2011年 04月 12日
私が行かずに誰が行く
あの大きな地震があってから、停電や自粛で展示が中止・延期・短縮などしていた3月。
暖かくなるにつれて展示をする知人も多く、DMも沢山いただいていた。
難しい状況の中で開催に踏み切ったであろう展示。
きっと沈んだ気持ち、自粛ムードの世の中では開催してもお客さんが少ないに違いない。
幸い私は春休み。抱えている仕事もほとんどない(←それはそれでどーなの!?)。
私が見に行かなくてどーするよ!?

ってことで、できるだけ展示に伺ってきました。
最近は展示に行ってもここに書かないことが多かったけど、久々に書きます!

【福田薫 作陶展】 新宿タカシマヤ
何度もご一緒に展示をしている薫さん。
地震の後に始めて伺った展示でした。
雨の日だったとはいえ、新宿駅の改札前を人をよけずにまっすぐ歩けたことなんて初めてでした。
タカシマヤの店内はそんな状況に比べれば思いのほかお客さんが行き交っていて、安心したことを覚えています。
お互いの近況を報告し合い、沈みがちだった気持ちが少し落ち着きました。
また秋にご一緒する展示が楽しみ。
色々悩んだ結果、DMにもつかわれていた和菓子のような小さな箱を買いました。
薫さんの今回のお気に入りだったそうです。
ありがとうございました!

【山岸俊之展】 なびす画廊
私の初個展の時に、会場のすぐ近くのギャラリーで同じ時期に個展をされていて、共通の知人を介して知り合った山岸さん。
写真と、古びたモノを使った作品。
社会科で習った足尾の景色は、人が住んでいるにもかかわらずなんだか廃墟のようで、今大変なことになっている福島の将来を考えさせられてしまいました。
置かれている古びたモノと相まって、私がいてもいなくても流れて行く時間の経過というか、歴史の積み重ねを感じました。
手ぶらで行ったのに、なぜかお土産も頂いてしまったのでした。
ありがとうございました!

【櫻井かえで彫刻展 ー夏とヒツジとー】 ギャラリーせいほう
ムサビ時代に同僚だった(研究室は違うけど)櫻井さん。
スレンダーな体で、でっかいごっつい動物を作る人です。
アフリカで野生の奴らを見てきたそうで、今回もド迫力のヒツジやキリンがお出迎えしてくれました。
ただでさえかわいい動物なのに、家電や生活雑貨と合体してたりします。
今回はベンチとチーターで「ベンチーター」とか、「ホッキョクグマッサージチェア」とか。
でっかい動物の彫刻を、屋外でドドンと見てみたいなあ。

実は我が家で愛用してる鍛金用の木台(丸太)は、櫻井さんに譲っていただいたものです。
ありがとうございました!

【秋野ちひろ展 「金属のかけら」】 Gallery SU 4/16まで開催中!!
ムサビの後輩の初個展。
薄暗くなった麻布の街を歩いていて、どんどん暗くなるし、人気がなくなるし、終了時間が近づくし、番地だけ見て「この辺!?」と勘で曲がった道は間違ってたりで、久々に超あせってなんとかギャラリーへ到着。
真鍮の板を使って作られた、遺跡から出てきたみたいな金属のかけらが様々に並んでいます。
歴史で習った「アガメムノンのマスク」を思い浮かべました。
あれ?国語だったかな?

標本っぽいものとか、出土品っぽいものってすごく好きなんだけど、なぜか私には作れないんだよねえ…。
そういうカッコいい(←言葉のチョイスがすでにカッコ良くない)センスを持ち合わせていないというか…。
いつかはカッコ良い展示をやってみたいなあ。

会場でたまたま居合わせた友人から、幸せな知らせを二つもいただいたこともあり、暖かい気持ちをいただきました。
ありがとうございました!
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by knkngi | 2011-04-12 17:14 | みにいく
2011年 03月 04日
KOUSKY 2011 SENGAWA
大学の同級生Kの札幌の女子高時代の恩師である、沢則行さんの公演をついさっき観て来ました。

沢さんは学校の先生を辞めてチェコで人形劇を学ばれた方。
私がチェコが好きだったり、旅行に行ったりしたことを知ったKが、今回の公演を教えてくれました。
会場はお隣の調布市仙川。
ギャラリーもたくさんある、最近ちょっとオシャレになっている街。
車では何度か行ったことがあったけど、電車で行くのは初めてかな?

駅から徒歩5分くらいのところにあるせんがわ劇場
まだ新しいのかな?とても綺麗な建物でした。
人形演劇祭という数日間のイベントが行われていて、今日の公演もその一つでした。

全席自由だったのですが開場時間に少し遅れていったので、真ん中あたりの程よい席はすでに埋まっていた。
後ろの方の椅子席と前の方簡易席があいていて、お尻が疲れるかなあと思いつつも、人形劇なら近い方が良いでしょ!ってことで、前から2列目のど真ん中の席に陣取ってみました。
これがやっぱり大正解。
細部までよく見ることが出来ました。

私が物心付いてから生で人形劇を観るのは2度目。
数年前チェコで見た人形劇は、国立マリオネット劇場での「ドン・ジョバンニ」。
ストーリーもまったく知らない長編でしたが、台詞はなく、観光客でも楽しめるようになっていました。
ヤン・シュヴァンクマイエルの映画にも出てくる、脳天に棒がブッ刺さっている人形を舞台の上から操作します。
舞台の上から手だけが見えて、とても不思議な光景。
最初は操作する手の動きと人形とどちらを見たらいいのか迷っていたのですが、人形の動きがすばらしく、気が付けば舞台に引き込まれていたのを覚えています。

沢さんの場合は講談師のように舞台の中央に小さな台が置かれていたので、その上での小さな人形劇なのかな?と思っていたら、それは大間違いだったのでした。

始まる直前、それまではまったくなんともなかったのに急に喉がチクチクして咳が出てしまい、公演が始まってから数分は死ぬかと思うほど苦しかったけど咳を我慢して乗り切りました。
そんなことも、舞台に引き込まれてすぐに忘れたのですが。

一番最初の短編は少し悲しい結末で、今日私の身の回りで起こった悲しいこととリンクしていきなり涙が出そうになりました。
その短編が終わると、ご挨拶とともに沢さんのMCが始まりました。
チェコでの人形劇みたいな、無声映画のようなものを想像していたのでビックリ。

人形劇というよりは、人形をつかった演劇に近いものでした。
沢さんは人形を操作する黒子でもあり、人形と対等な登場人物でもあり。
全身を使っての大きな表現と、手先を使った人形の細やかな表現。
それを切り替えるのは相当な神経を使うだろうなあ。

短編と短編の間には観客をリラックスさせて舞台に引き込むトークがあり、お芝居のタイトルをチェコ語でも説明してくれるのもうれしかった。
人形劇だけでなく、影絵でのお芝居もありました。
演ずる・操作する技術だけじゃなくて人柄もモノを言うパフォーマンスでした。

チェコでの人形劇も思ったけど、人形劇の良さは、『人形=登場人物→夢・幻想の世界』で、『操作する人=神の手→私たちのいる現実の世界』の境界があいまいになるところ。
あちら側の世界が現実を侵食してくる感じがなんともいえない気持ちにさせてくれる。

一つ残念だったのは、時間が短かったところ。
お一人であれだけの動きをしているんだから無理もないんだろうけど、もっともっと世界にどっぷり浸かりたかったな~。
あ、もう一つ!確定申告ネタでイヤ~な現実を思い出させてくれたところ(笑)
明日こそはやらなくては~!!

公演終了後、Kの勧めもあったので勇気を出して沢さんにご挨拶しに行ってきました。
初対面の私にも気さくにお話していただき、舞台の上にいらっしゃる時と変わらない素敵なお方でした。
また観に行ける距離で公演があるときには絶対行こうっと!!
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by knkngi | 2011-03-04 00:50 | みにいく