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2008年 10月 11日
秋・安芸・広島の旅 〜二日目〜
目を覚まして窓の外を見ると小雨。
ホテルをチェックアウトしたときにはそこそこの雨。
確かに台風は来ていた模様。

友人Yにホテルの前まで車で迎えに来てもらい、二日目がスタート!
Yはわざわざ休みを取って私を案内してくれた。
四泊五日の間にどこに何を見に行ったらいいかも計画していてくれた。
感謝感激です。

車の中で、「むさし」のおむすびを食べる。
広島に行ったことのある友人に勧められていたので気になっていた。
この時食べたのは、俵型の小さめのおむすびが五つとたくあんの入ったお弁当。
木の皮に包まれていていい香り。
ご飯自体にしっかり味が付いていて、とても美味しい。夜食にも良さそう。
これは薦める理由もわかるな。

さあ雨の二日目、雨が降っていても関係ない場所ということで、秋芳洞へ連れて行ってくれた。
「いきなり広島じゃないけど、私が大好きな場所だから、広島に来た友達をみんな連れてってるんだ」

秋芳洞、秋吉台。両方とも聞いたことがあるけど、どういう場所か全く知らない。
うちの両親は、そういった観光名所が何県にあってどういう物なのかよくしっているんだけど、そういうのは一般常識なのでしょうか?
私は地理が苦手なのも手伝い、国内のこともよくわかっていません…。
まあ、その方が現地に行ってから楽しみと衝撃が増すってことで良しとしましょう。

秋芳洞に着いても雨。弱まる気配はなし。気温も低くて寒い。
今までの洞窟経験から行って、中は寒いだろうと思い、シャツを一枚着た。
すると駐車場のおばちゃんから「汗ばみます」との一言。
んなこたぁないでしょ、とそのまま洞窟へ。

縦に裂けた洞窟の入り口。今まで入ったことのある風穴や氷穴とは趣が違うようだ。
中に入ってみてさらに強くそれを実感。
すごく広い。
空間がスカーンと広がっていて、ディズニーランドのアトラクションのようにウソみたいに感じてしまう。
コレは確かにすごい。

洞内の各地にいろいろな名前の付いた鍾乳石やらなんやらがあり、近くの機械のボタンを押すと音声で解説が流れる親切設計。
各所でボタンを押しては解説を聞き、どんどん登っている間に出口に着いてしまった。
反対側に出てもあまり面白い物はないそうなので、入り口へ向かって再び引き返した。

反対側から観ると、また違った雰囲気に見えた。
入り口の近くにあった「探検コース」にもチャレンジ。
懐中電灯を手に、なかなかハードな岩を登っていく。
広い洞窟の天井付近から眺める景色はまた素晴らしく、コウモリ気分でした。
洞窟探検を満喫し終えると、駐車場のおばちゃんの言った通り、汗ばんだ。
おばちゃん、疑ってごめん。

秋・安芸・広島の旅 〜二日目〜_b0075027_15483044.jpg腹もこなれたところで昼食を取ることにする。
どうも名物であるらしい「河童そば」にしてみた。
茶そばが瓦に載っているだけかと思ったら、ジュージュー言っている。
おそばの鉄板焼き状態。
瓦に触れている部分はパリパリになっていて、焦げ好きの私にはうれしい食感だった。
具は牛肉で、そばも焼かれているために少々脂っこいが、レモンの酸味が爽やかにしてくれて美味しかった。

なかなかすごい土産物(いやげもの)たちが並ぶおみやげ屋さんがズラリと並んでいて、こちらも洞窟感アリ。
貴石でできた指輪を買ってしまった。
Yは「無敵」と刺繍されたリストバンドを買っていた。

再び車に乗り、今度は秋芳洞の上にある秋吉台をドライブ。
「カルスト台地」って、きっと社会科で習ったと思うけど、こういう物だったのか。

晴れていれば白い岩が羊の群れのように見えるそうだけど、この日は岩は黒く濡れていた。
木が生えていなくて、草地に岩が転がっている。
Yが言う通り外国みたいだった。

いい時間になってしまったので、広島へ戻ることにする。
市内へつく頃には夜になっていた。
この日は注文を聞きに来るおばちゃんに特徴があるという中華料理屋で夕食を取ることにした。
壁には沢山のサイン色紙が貼ってあったが、中でも小沢昭一(小さい頃からラジオでよく聞いている)のサインが沢山あって気になった。

食事を済ませ、Yの友人のライブを聞きに行く。
童謡や、私も知っているような曲をジャスアレンジして演奏するバンド。
とても格好良かった。

この日からYの家にご厄介になる。
Yはすでにお酒を召しているので、約束通り私が運転していく。
東京とは違って道路も暗い…!
慣れぬ車で初めての道をドキドキドライブし、なんとか無事到着。
お茶を頂きつつ、お母様も交えて三人でいろいろおしゃべりをして二日目は終了するのでした。

<まだつづいちゃうみたい>

by knkngi | 2008-10-11 16:27 | あそぶ


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