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2007年 08月 12日
夜の珍客
それは、夕方から夜にかけて激しい雨の降った日のことでした。

私の部屋は「タッチ」の子供部屋のように庭に建てられたプレハブなので、一度外に出ないと入ることができません。
本文とは関係ないけど、昨日「タッチ」再放送第一話を見てしまいました。今年は夜にやるのか。

すでに雨はほとんどやんでいました。
以前は姉と使っていた二部屋を今は一人で使っています。
これを書いているMacがあるのは奥の部屋で、この日はちょっとだけMacをいじってすぐに母屋に戻ろうとしていました。

用事も済んで、母屋に戻ろうと振り返ると。
茶色いフローリングの床の上に、黄色いちぢれ麺が一本。

ラーメン?

よく見るとゆっくりと動いている。

むう、こ、これは…コウガイビル!!(魁!男塾の雷電風に)

以前にも似たようなことがありましたが、今回のはデカイ。
30センチクラスだ。
前回は極細ラーメン級でしたが、今回は平打ち麺級。こってり目のスープに合いそうな…わけないけど。

なんでここに。なぜここに。どこから。どうやって。
しばし呆然と見つめてみる。
部屋の玄関までは、コウガイビルの足(ないけど)ではかなりの距離がある。
奴の周りをよくみると、ナメクジのような足跡(足はないけど)がない。
まさか天井から!?…な訳はないよな。
ふとおのれの足を見ると、ズボンのすそにべったりと足跡(足はないけど)が!!

どうやら私が連れてきてしまったようだ。
原因はわかった。ではこれからどうしたものか。
Gはダメだけど、ミミズやナメクジは素手で触れるワタクシですが、できれば触りたくないわけで。
とりあえず氷殺ジェットをちょびっとかけてみる。
ダメージはあるようだが、粘液と薬品の後始末が面倒くさそうだ。

結局、金魚の世話からナメクジ・害虫退治まで、幅広い用途でお父さんが愛用しているピンセットを拝借して、コウガイビルさんにはお引き取り頂いた。
意外と足跡(足は-以下略-)が落ちなくて苦労した。
となりの絨毯敷きの部屋に落下しなくてよかったー。

お引き取り頂いたコウガイビルさんは、しばらく玄関先でうねっていたが、翌朝にはいなくなっていた。

by knkngi | 2007-08-12 00:31 | いきもの


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