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2007年 05月 16日
東京脱出
天気も良かったので、久々に車で遠出してきた。
高速道路に乗るのも半年ぶりくらい?東名に乗るのはいったい何年ぶりだろうか?
何度乗っても、やっぱり高速道路は緊張します。
信号や歩行者もいないから高速の方が楽っていう人もいますが、私はスピードを出すのが苦手みたいです。

手に汗握りつつ、なんとか海老名サービスエリアへ到着。
お昼ご飯はなんにしようかしら?
ウロウロ歩いて考えたけど、結局吉野家に決定!
ちょうど50円引き期間のせいもあり、結構並んでいる。そして並んでいるのは見事なまでに全員男性ばかり。やっぱり牛丼は男メシなのか?

牛丼を食べるのも何年ぶりだろうか。
別に思い入れがあるわけでもないけど、高校の時は時々食べたなあ。
久々に食べる牛丼は美味しかった。

さてカロリーも摂取したことだし、ドライブ再開。高速代をケチって厚木で降り(目的地に一番近いのは平塚インター)、その後は特に迷うこともなく第一の目的地、平塚市美術館へ到着。

東京脱出_b0075027_2118928.jpgANIMALS+ 三沢厚彦】 平塚市美術館
以前別の美術館に行ったときにミュージアムショップで三沢厚彦の作品集を見て一目惚れして、いつか生で見たいと思っていた。

とぼけた表情の動物が、実物大でたたずんでいる。
マンガがそのまま立体になったみたいで、足なんてズドンと棒みたいだったりもするんだけど、どこかリアルだったりもする。
小さい目はあらぬ方向をみていて、目を合わせようとしても合わない。船越桂の作品みたい。私の作品も少しそうだったりする。
ユニコーンはゾウよりもでっかかった。三沢さんの想像するユニコーンはこんなに大きいんだなあ。私は普通のウマサイズだと思ってた。
小屋の裏とか、天井近くの梁の上とか、気をつけていないと見落としてしまいそうなところにまでヤツらはひっそりとたたずんでいて、発見したときは嬉しかった。

「さわらないでください」の札も、作家の手書きでかわいかった。
ご本人も会場にいたけど、別の人とお話ししていたし、そうでなくてもビビリな私は話しかけられなかったことでしょう。
経歴によればムサビで先生をしているらしい。知らなかったー。いいなあ。

会場で、知人のYさんとバッタリ遭遇した。
こんな遠くの美術館で、しかも会期も長めの展示なのに会うなんて奇遇だなあ。

★この展示は27日までやっていますが、これから行かれる方はホームページでインターネット割引券をプリントアウトして行くと100円引きになりますよ。


海沿いの道を走って、第二の目的地へ。
「こっちで合ってるのかしら?」と少し不安になる細めの道を進んで行くと、美術館の駐車場があった。入り口も少しわかりづらい。
車をとめ、美術館へ向かおうとした…が。
どっち?!一瞬わからなくなった。
見事な松林。周りの住宅地が全く見えなくなった。別世界に来てしまったみたい。
松の間をぬけて、丘の上の建物を目指す。

【ΣΙΔΕΡΟ ΗΧΟΣ シデロ イホス 鉄の響 原田和男展】 茅ヶ崎市美術館
府中市美術館で動物絵画展を見たときに知った展覧会。
鉄で色々な楽器を作っている方の個展だ。
東京脱出_b0075027_2154528.jpg
ポスターのこの写真を見て、私は勝手に卓上に置けるような小さいものを想像していたが、実際には結構大きなものだった。
自由に音を出していいということだったので、遠慮なく鳴らさせてもらう。
ボワンボワンといい音がする。他のお客さんの音と混ざって少しうるさいけど、マッチするのは同じ素材でできた楽器だからでしょうか。
一番かっこよかったのは、一見ただの球体だけど、転がすとレインスティックのようなキラキラした音がする「コスモアネモス」というもの。
それをボールベアリングで支持して、ハンドルを回すと不規則に回転してキラキラと鳴り続ける装置がステキだった。


東京脱出_b0075027_21302872.jpgせっかく海の近くまで来たので、砂浜を歩いてきた。
潮風がビュウビュウ強く、スニーカーで来てしまったので足を入れるわけにも行かず、きれいな小石などを拾ってみた。
遠くに江ノ島が見えるよ。
江ノ島水族館にも行きたかったけど、それはまたの機会だな。

帰りは高速を使わないで行ったら曲がるところを間違えたり、住宅地に入り込んだりして、えらい遠回りをしてしまった。
カーナビほしいなあ…。

by knkngi | 2007-05-16 20:25 | みにいく


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