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2007年 03月 21日
浦和は7つの駅がある
【一匹狼のグループ展 vol.3 〜ネオ大和魂ナリケリ〜】横濱 牙狼画廊
日曜日。
アメリカから一時帰国している先輩、飯島浩二さんのグループ展を見に横濱 牙狼画廊へ。
いつもは少しだけ電車賃が安いのでJRを使うのだけど、少しだけ早いのと、今日からJR私鉄相互乗換可能ということで、タッチ&ゴーでみなとみらい線に乗ってみた。
初日でオープニングパフォーマンスがあるため、到着したときにはすでにお客さんでにぎわっていた。
出品者の一人、Vivienne Alice(こんどうあや)さんによるギター弾き語りが急遽ポエトリーリーディングに変更。
ポエトリーリーディングというものを初めて見たけど、演劇と歌の中間のようなものだった。今まで物置として使われていた画廊のロフト部分がステージになり、みんなで見上げる。不思議な時間。

ちりめんじゃこの魚拓と、木版画、緻密な絵。共通点があるようなないようなあるような三人の三者三様のネオ大和魂。
ライブペインティングしている大きな作品が完成するとどうなるのか気になるなあ。


浦和は7つの駅がある_b0075027_3225137.jpg【シュールレアリスム展 謎を巡る不思議な旅】 埼玉県立近代美術館
そして今日。
武蔵野線で埼玉へ。意外と近いんだなあ。銀座に行くのと変わらないな。
むかしボキャブラ天国で聞いた、リンダ山本「ねらいうち」の替え歌が頭の中をグルグル回る。「浦和」と名の付く駅が近くに7つある。

え〜っと、北朝霞、西浦和、武蔵浦和の次の南浦和で乗り換えて、浦和の次の北浦和で降りる……ややこしい!!

幸いにも迷うことなく北浦和へ到着。駅から美術館までは近い。
数年前に一度車で来たときは道を間違えたりして倍以上時間がかかったっけ。

私の作品を見て頂ければわかるように、シュールレアリスム大好きです。
今回の展示はシュールレアリスムの作家を幅広く取りそろえていて、見応えも充分。
エルンスト、デルヴォー、マグリッド、マン・レイ…私の好きな作家から、ダリやピカソなどの有名どころも展示されていた。上野のダリ展はものすごい混み方だったそうですが、こちらは間近でゆっくり見ることができました。

出品している作家同士それぞれに交流があり、マン・レイが撮ったポートレイトも飾られていました。
作家仲間がみんなすごい作家になっているのがすごい!!(←なにこの文章!)
私たちもがんばって続けて、将来「ええっ!この人たち仲良しでみんな有名になってるなんてすごい!」みたいに言われるようになったらいいなあ…できれば存命中に。

本日の意外な発見としては、10年くらい前から持っていたエルンストのコラージュ作品集「百頭女」の読み方がわかったこと。「ひゃくとうじょ」だったのか。なぜか「ひゃくとうおんな」って読んでたわー。「じょ」の方が普通だよね、確かに。

良かったので図録も購入。帰ってきて袋から出してビックリ!
表紙に毛が生えてる!
ただの模様だと思っていたところに、桃みたいな毛(フロッキー加工だっけ?)が!
限定版(50部限定でフッサフサの毛が生えている)じゃなくても充分素敵な装丁だなあ。これで2000円はお買い得だ。
今日はとても満足。

都心にも神奈川にも埼玉にもすぐ行ける。いい街に住めてよかったなあ。

by knkngi | 2007-03-21 03:28 | みにいく


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