2006年 07月 26日
色いろいろ
b0075027_14343.jpg今日は作品の着色をした。
銅を黒くするには、硫黄が主体の入浴剤を使う。
その名も「六一〇ハップ(むとうはっぷ)」。

まさに「いい湯だな♪」っていう感じのお湯に、薄めて使う。
今日の作品はなかなか大物(長いところで60センチくらい)なので、姪っ子が使っていた乳児用の風呂桶にお湯をはる。

作品表面の酸化膜や油分をとるために、工業用の粉石けん(どピンク色)をブラシ(緑色)につけてひたすらゴシゴシ。ゴシゴシ。さすがにこの大きさだと辛い。

そしてお湯に六一〇ハップ(透明な朱色)をキャップに数杯溶かす。
するとお湯は透明な黄色に。
濃くすればするほど、お湯を温かくすればするほど色がつくスピードは早くなる。
しかし薬液の中でこすって定着させるので、表面積が大きいと着色のスピードについていけなくなってムラができてしまう。
だから今日は薄め、ぬるめで。

よっしゃ!と気合いを入れて、作品を湯船にドボン。
するとお湯は乳黄色に。
銅の作品はサーモンピンクから一気に茶色へ。
そして黒色に向かってどんどん変色していく。
何度見てもこの瞬間は楽しい。

薬液の中でもゴシゴシこすって適当な色がついたところで引き上げ、きれいな水で洗い流す。
完成!といいたいところだったけど、ムラがあったのでまたピンク色の粉石けんへ戻ってやり直し。うまくいくまでくりかえし。

1時間程度で終わらせるはずが、気がつけば3時間以上経っていた。
湯船の中はいつのまにか灰色になっていた。
私の爪は黄色くなっていた。
腰が痛くなった。足も痺れた。ふやけた。
でも作品が目指した色になった。
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by knkngi | 2006-07-26 04:04 | つくる


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