2009年 07月 17日
6月29日(月) 知人に頼まれていた銀のチェーンを買うべく、地下鉄でひとつ隣の鐘路3街へ。 駅のすぐ近くが、日本の御徒町のようなジュエリータウンになっている。 頼まれたお店の地図はハングル表記。 しかもその地区の道は入り組んでいて分りづらい上に、お店の看板も9割以上がハングル表記のみ! 写真は昨日行った鐘閣の町並みだけど、サッパリ読めないでしょ? しかたなくお店の名前の最初2文字の形だけを覚えて探す。 あった!と思ったら、どうもその2文字は「シルバー」とか「ジュエリー」みたいな意味だったのか、何件もの看板にその文字が。 こりゃあ難航するか?と思っていたら、近くにいた若いお兄さんが道案内をしてくれた。カムサハムニダ! 預かった注文書を店員さんに渡し、200本近いチェーンをそろえてもらう。 大量購入のせいもあるだろうけど、貼ってある値札の半分以下の値段だ。 すごい国だなあ。 まとまった金額を換金したので、初めて500000ウォン札を手にした。すぐに支払いで使ってしまったけど。 目的を果たし、今度は工具屋さんを探そうとしたけどお勧めされたお店は見つけることができず、今すぐに必要なものがあるわけではなかったのであきらめて地下鉄に乗った。 過去2回滞在していた、仁和洞(インサドン)を目指して、一つ隣の安国(アングック)駅へ。 骨董と工芸、ギャラリーが集まる街。 表通りはここ数年でずいぶん変わってしまった気がする。 そういえば、過去2回の滞在時に大変お世話になったLG25というコンビニがGS25という名前に変わっていた。セブンイレブンがセブンアンドワイになったみたいなものかな? 骨董品を見たかったけど、お店がずいぶん減ってしまったようだ。 昼食に冷麺を食べ、お次は梨泰院(イテウォン)へ。 クレイジーケンバンドの歌にも出てくる梨泰院。 大使館が集まる地域のため、欧米人も沢山いて、英語も通じやすいし、なんとなく横浜っぽい雰囲気。 この町ではオーダーメイドで服や革製品を安く作ることができる。 5年前に来た時にも、足に合わせたブーツを作ってもらった。 今回はそこよりも安く作れるお店を調べておいたのだけど、例によって見つけられない。 地図をもってキョロキョロしていると、おじさんに「どこに行きたいの?」と聞かれたので素直に地図を見せた。 またもやさしくお店まで連れて行ってくれた。 それにしても、今回のお店も案内なしではたどり着けなかったのではなかろうか? 大通りに面しているのは地下への階段だけ。その階段を降りていくと、また色々なお店が入っている広い空間があり、その一番奥に目指すボストニアンという靴屋はあった。 案内してくれたおじさまは「うちの店にも来てね」と言い残して去っていった。コマッスムニダ!! こんな奥地にまで連れてこられてしまっては、注文しないわけにはいかない。 あらかじめ作りたいイメージの靴をネットで調べておいて、写真に手を加えてアレンジしたものを渡し、足の形とサイズを計測。 サンプルの中からイメージに合う革を選んで、カカトの高さなども希望を伝える。 日本への送料込みで約8300円。 自分の欲しいままに、さらに足にも合う革靴がこの値段で作れるのはかなりうれしい。 店主の柳さんは英語も日本語もできるので意思の疎通は難しくなかったけど、果たしてできあがりはどうなるか…? 今回の旅行の一番の目的を果たして満足したので、一服することにした。 日本で一時期大流行したコールドストーンを街の至る所で見かけていたので、そこでアイスを食べる。やはり日本より安い。 そういえばサーティーワンも沢山見かけたなあ。 かき氷も流行ってるし、やっぱり辛いものの国だから冷たくて甘いものも人気なのかな? お次は南大門市場へ移動。 またも、あふれかえる人と物にウンザリ気味。 強引に腕を摑まれ「ニセモノあるよ~」と言われる。 飛行機だと成田から2時間もかからない、ものすごく近い場所にあるけど、なんとも違う国民性。 南大門は今までの中で一番、物と人があふれかえっていて、しんどすぎてすぐにギブアップ。 いったんホテルに帰ってひと休み。 最後の晩餐は参鶏湯(サムゲタン)に決め、過去に行っておいしかった土俗村というお店へ。 さすが地元民にも人気の店、すでに行列していたが、比較的回転が速いらしくてすぐに中に入れた。 参鶏湯を注文し、テーブルに備え付けてある壷からキムチとカクテキを取り分けて食べた。 ものすごく辛かったけど、ここのキムチが今回の旅で一番おいしかった。 参鶏湯もおいしかった。 最後の夜もやはり東大門市場へ。 しかし、昼間の南大門の恐怖が頭にあったので市場本体には行かず、比較的落ち着いた雰囲気だったdootaの中を散策してコンビニで朝食を買い、ホテルへ帰った。 Mちゃんがテレビのバラエティ番組にやたらよく出ているガタイのいいお兄さんを気にし始める。 一度気になると、確かに気になってくる。 言葉はわからないけど、なんだかとても面白い感じだけはハッキリわかる。 寝る間際まで名前を探ろうとするも、ハングル文字は強敵過ぎて断念。
by knkngi
| 2009-07-17 00:19
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